綏靖天皇  神淳名川耳尊

書紀

修正

内容

春一月八日神淳名川耳尊は即位された。葛城に都を造られた。これを高丘宮という。先の皇后を尊んで皇太后といった。この年太歳庚辰。

春一月五十鈴依姫を立てて皇后とした。天皇の母の姉妹である。

四月に神八井耳命が没くなられた。畝傍山の北に葬った。

后は磯城津彦玉手看天皇(安寧天皇)を生まれた。

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一月七日、皇子磯城津彦玉手看尊を立てて皇太子とした。年二十一才

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夏五月、天皇は病気になられ、癸酉の日に崩御された。年八十四才。その年の七月三日に、太子は皇位につかれた。